団参旅行2

団参旅行は二日目を迎えます。

この日、一行は青森市内へと移動。

途中、国の指定名称、天然記念物の仏ヶ浦と

マグロで有名な大間をめぐる旅となりました。

この日、天気はあいにくの雨

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仏ヶ浦はこの地域の地質がもたらした奇岩の風景です。

巨大な岩が屏風上に折り重なり、あるものは人の顔、

あるものは鶏の形とさまざまな見え方をします。

この岩の風景もさることながら、天気が良ければ周辺の

海洋がエメラルドグリーンに透けて見え南国情緒ある

不思議な場所ということでした。

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しかし、この日は悪天。

千葉でいえば勝浦よりもっと透き通った海が迎えてくれましたが、

残念ながら南国情緒とはいきませんでした。

透けた海に見える黒い点々は全てウニです。

「何ウニ?」「いくらぐらいになるかな?」「穫れるかな?」

と昨日の恐山の教訓は忘れ、欲にまみれる一行。

 

一行は雨にも負けず、一路大間へ。

大間といえばマグロ、マグロといえば大間な訳なのですが、

旅行の直前の打ち合わせにて・・・

我々「大間ではマグロですよね。」

代理店「・・・大間にマグロいないっすよ。」

我々「えっ??みんな楽しみにしてますよ。」

代理店「マグロはすぐに築地いっちゃうんで、大間にマグロいないっすよ。」

我々「・・・・・・」

の言葉を真に受けた一行はあまり期待せずに大間に上陸しました。

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現地はときおり豪雨に見舞われます。

確かにマグロは200キロ前後のものはすぐに築地に運ばれるそうです。

しかし、大間では観光客用に小さな露店がいくつもあり、

築地に行かなかった小ぶりのマグロを提供していました。

客引きさんの

「みんな中にいるよ~。」

という日本人殺しの呼び込みにつられてみんな中へ入っていきます。

何とか大間のマグロにありつきながら、お土産ものを仕込みます。

 

この日、下北半島の最北端から

青森市までバス移動を果たし、浅虫温泉に宿をとって最終日をむかえます。(つづく)

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宿では津軽三味線のライブを楽しみました。

 

 

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