真光寺の紹介
千葉県袖ケ浦市に位置する山寺、瓦谷山真光寺は、弘治2年(1556年)9月、かつて上総の高野山と言われた真如寺の八世、鷹山厳召大和尚(おうざんごんしょうだいおしょう)により開山されました。「瓦谷山」(がこくさん)という山号は、当地に平安時代のカワラケ(瓦や土器)が出土したことからきています。
宗派は曹洞宗、一般には禅宗と呼ばれます。釈迦牟尼仏をご本尊とし、福井の永平寺、横浜鶴見の總持寺、両大本山を信仰と修行の中心においています。教義は、「日常の生活の中にさとりがある」という教えで、威儀即仏法とも修証一如とも言い表されます。
真光寺では檀信徒の協力を仰ぎながら、寺域全体の整備と古くなった伽藍の修繕を行い、徐々に信仰の場に相応しい、寺院としての姿を整えてまいりました。また、坐禅会や里山再生活動、上総自然学校などの様々な活動を通じて、人が集い活動し、心を休めることのできる、開かれた寺院「里山の禅センター」となるよう精進しております。