紫陽花の参道造り さし木の回
6月25日は紫陽花の参道造り(さし木)が行われました。
あいにくの雨となりましたが、参加者も2名ほどいらっしゃいました。
早速お寺の周りを散策しながらさし木する紫陽花を採りにいきます。
採ってきた紫陽花はそれぞれの種類が混ざらないようにバケツにテープを貼って分けておきます。
A~Hまで全部で8種類も集めました。
お寺の山門をくぐってすぐの紫陽花も採取します。
元気な芽が出そうなものを見つくろっています。
作業小屋に戻ってきたら種類別に並べ、いよいよさし木作業の開始です。
と、その前に先生からさし木の作り方を教えていただきます。
皆さん真剣に聞いておられました。
作業中の風景。
皆さん黙々とさし木を作っているなぁ・・・と思われそうですが、
色々な話に花を咲かせており、おしゃべりも楽しい時間でした。
そうこうしているうちにあっという間にお昼の時間です。
写真でお見せできないのがとても残念なのですが、お昼ご飯はお坊さんが作ってくれた
精進カレーと果物ゼリーでした。ご飯は白米と赤米をブレンドしたもので、健康にもとても
よい、ありがたいお昼ご飯でした。
さて、お昼ご飯のあとは参加者の方のご希望で近所の神社に巨木を観に行くことになりました。
お寺から歩いてすぐのところにあるので、腹ごなしも兼ねて歩いていきます。
ちょっとした探検気分が味わえるので、わくわくします。
神社にはご神木と思われる大銀杏と、巨大な杉がそびえ立っております。
大銀杏は樹齢400年以上だそうで、その堂々とした立ち姿に皆さん驚きの表情です。
自然学校のイベントで何回か大銀杏を見に来ているスタッフですが、巨木は何度見ても感動するそうです。
枝からつららのようなものが出ているのを参加者の方が見つけました。
これは気根といって樹齢が高い銀杏には時々見られるそうですが、何のために生えるのかは
今だによく解っていないそうです。
今回はここまでのご報告です。
午後の部はまた次回にお知らせしたいと思いますのでどうぞお楽しみに。
ちなみに次回の紫陽花の参道造りは7月23日(水)に行われます。
今回さし木したものをポットに移し替える作業をする予定です。
ご都合のよいかたは是非ご参加ください。