鏡割り
2018年01月12日
もちつきに比べて、鏡割りは静かなものです。
お寺の鏡餅は大小合わせて20個ほどあります。
大きなものは台が1升、上の段が大体0.6ぐらい。
温暖な昨今は、多くの餅がおびただしいカビに包まれていてます。
鏡割りはカビとの負け戦、どこか寂しい気分もありながら、
幼いころの記憶が蘇る懐かしい儀式です。
今年も、カビの被害が少ないモチを選んで割りました。
表面にはカビと線香の匂いが染み付いているので、こそぎ落として
なんとか供物のお下がりができました。
職員一同でいただき、本年の無事を祈願いたします。
昨年、作ったばかりの鏡餅。
お飾り中の姿。
この餅と餅の間にカビがかびるんるんするのです。