お彼岸中にするべきこととは?
こんにちは。
残暑がまだまだが続いていますね。
いかがお過ごしですか?
お寺へのお参りに来られる方の休憩所として、
食堂を開放しておりますので、
お気軽に休憩しにおいでくださいね。
お茶のご用意もあります!
さて、明日9月20日から
9月26日までは
「お彼岸」
の期間です。
境内に咲いていた彼岸花
真光寺(しんこうじ)にも
毎年たくさんの方が
お参りに来られ、
色とりどりの花が
お供えされております。
今回は、そんな
「お彼岸」の期間は、
お墓へのお参りは
もちろんのこと、
どんな気持ちをもって
過したらよいのかを
ご紹介したいと思います。
黄色の彼岸花も!
「お彼岸」というのは、
あの世とこの世が
一年の中で最も近づく
期間とされており、
その期間にご先祖様に
お参りをして、
日頃の感謝を伝える
というのが一般的な
認識かと思います。
ですが、この期間は
改めて自分の命に
向き合ってみる
というのも大切なことと
されています。
では、自分の命に向き合う
ということはどういうこと
なのでしょうか?
仏教の教えに六波羅蜜(ろくはらみつ)
という教えがあります。
これは仏教徒が行うべき
6つの実践事項です。
1.布施(ふせ):見返りを求めず与えること
2.持戒(じかい):ルールを保つこと
3.忍辱(にんにく):耐える力を養うこと
4.精進(しょうじん):やるべきことを正しく行うこと
5.禅定(ぜんじょう):心を安定させ自己を見つめること
6.智慧(ちえ):真実を見極める力を身につけること
「お彼岸」の期間は、
お彼岸当日を挟み
前後3日間の期間があります。
この6日間の間に
この六波羅蜜(ろくはらみつ)を
1つずつ実践することが
推奨されています。
日頃の自信を振り返ってみると、
自分は十分に与えられているのに、
ケチケチと人には出し渋ってしまったり、
わかっていながら
自我を優先してルールを
破ってしまったり、
忍耐力が乏しく
すぐに人に文句をつけてしまったり、
やるべきことを後回しに
してしまったり、、
反省することの
多い日々です。
とは言え、
毎日頑張って生きている
自分を卑下することなく、
ちゃんと褒めてもあげながら
精進(しょうじん)の
心をもって正しく
過ごしていくことで
本当の意味での安心(あんじん)
や、心の平和を手に入れることが
できるのではないでしょうか。
ぜひ、そんな智慧のある生活を
ほんの少しでもいいから
1つずつ実践し、
どうぞ、健やかな
お彼岸をお過ごしくださいませ。
曹洞宗 真光寺(しんこうじ)
〒299-0201
千葉県袖ケ浦市川原井634
0438-75-7414
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