樹木の剪定、管理研修会
2025年12月03日
昨日は樹木を自家生産、販売している株式会社矢澤ナーセリー代表の矢澤氏をお招きし、
真光寺の樹木の剪定や管理について研修を行っていただきました。
まずは実際に樹木葬墓苑、境内の樹木を一通り見ていただき、良し悪しを判断してもらいます。


そしてそれぞれの樹に合った剪定方法など熱心にレクチャー。職員も皆真剣にメモをとり、
ここぞとばかりに質問をします。
太枝、細枝の切り落とし方、ハサミの入れ方、切った後のケアなど、長年積み重ねてきた経験によるお話は目から鱗が落ちるようです。


研修の最後に、矢澤氏より「樹木と向き合う時に絶対に持っておくべき心がまえ」をお話してくださいました。
とても感銘を受けたお話だったので、ご紹介させていただきます。
樹木に対して人が何かしら手を加えたり、人圧を加えると、 その樹木自体の自己防衛反応が働きます。 例えば枝を切ると、そこに養分がいかないよう根っこが 吸収を止めたりと、必ず何かしらの反応がある。
つまり、樹木も私たちと同じ命ある生き物。
だから、手を加えたときにどのような反応があるのか想像をめぐらし、
聞こえない声に耳を澄ませ、樹木の気持ちになって考える事が何より大切。
樹木の剪定、管理で最も大切な事は上記を意識できるかどうかなのだそうです。
長年にわたり樹木と向き合い、研究を積み重ねてきた矢澤氏の言葉は深く、
どっしりと重みのある言葉でした。
墓苑内を散策してた際、思わずほっこりとした、枝の切り跡。
これ、ハートマークに見えませんか?











