真光寺樹木総墓苑風景 蓮の花
2014年07月15日
朝お寺に来ると蓮の花が咲いておりました。
蓮の花が咲いている!
と、喜んでいたのは私だけで実は蓮の花は明け方に花が開き午前中には閉じてしまうそうなので、これは閉じかけの状態でした。
なぜ限られた時間しか花が開かないかというと、蓮の花は虫媒花(ちゅうばいか)といって昆虫によって受粉をする植物だそうで、それならば一日中花開いていればよいのでは?
と思ってしまいますが、実は開きっぱなしだと他の虫に花を食べられてしまう可能性があるからだそうです。
ですので限られた時間、限られた昆虫に受粉を助けてもらう為だけに花が開くのだそうです。
朝の限られた時間しか花開かない花は結構身近にもありまして、代表的なものですと朝顔やカボチャといったものがあります。
これも生きる知恵によるものなのかと感心してしまいます。