お寺で味噌作り
2015年04月24日
年も明けて間もない、1月28日のことになりますが、お寺でお味噌を仕込みました。
味噌の原料となる大豆はお寺の畑で育てたもの、麹はお寺の近くの麹屋さんから仕入れてきました。
今回のお味噌は普通の大豆と黒大豆のブレンド味噌にしました。
大豆は洗って一晩水に漬けておきます。左は洗う前。右は洗った後です。
洗った後はまるで黒真珠のように美しく黒光りしていました。
翌日は朝から大豆を煮ます。
小指と親指で挟んで潰せるくらいの柔らかさになるまで煮るので4時間くらいかかりました。寒いなか、釜で煮ます。
大豆を煮ている間に麹と塩を合わせておきます。
麹は固まりになっているので丁寧にほぐしていきます。
大豆が煮えたら麹と塩と混ぜます。
今回味噌を作るにあたって色々と手ほどきをしていただいた縁の会のかたです。味噌作りはベテランだそうです。
続いてミンサー(豆挽き)でミンチにします。これが思ったより重労働でした。
豆を奥まで押し込まないと上手く挽けません。
ご住職の奥様や、縁の会の会員さんにも手伝っていただきました。
豆を入れる人、豆を挽く人、引いた豆を樽に詰める人と分業制にして、疲れたら交代します。段々息があってくるとスピードも上がります。
出来上がりです。あとは重しをしてふたをして寝かしておきます。
今回は30kgほど仕込みました。上手くいけば半年ほどで味噌になるそうなので、8月位には食べられるでしょうか。
美味しくできたら是非皆さんに召し上がっていただきたいです。