麹づくり
2016年01月29日
真光寺ではお米を作っております。
去年収穫した新米は食味検査でA判定をいただくなどとても美味しくできあがりました。
今年はこのお寺でとれたお米を使って自家製の麹作りに挑戦してみることにしました。
麹を作ると聞くとかなりハードルが高そうですが、せっかくお米を作っていることだし、色々と発酵食品づくりに使えそうだしということで思い切って挑戦してみることにしました。
まずはお米を蒸します。お米は前日の夜から水に漬けて給水させておきます。
もち米を蒸すことはありますが、うるち米を蒸すことがないので不思議な感覚です。
米が蒸しあがったら台の上に広げて米の温度を下げます。適温まで下がったらいざ、麹菌を振りかけます。
その後混ぜては振り、混ぜては振りを繰り返し、まんべんなく麹菌をお米に行きわたらせたら米袋に詰めます。
麹の温度が下がらないように電気カーペットと布団でくるみ一晩おきます。
二日目の朝と夜に米をかき混ぜ、お米の状態を均一にします。麹が張り切ってしまって温度が高くなりすぎると良くないので温度管理はこまめにします。
三日目には布団と電気カーペットを外して冷ましていきます。この状態で放置しておいても中の温度は20度前後を保っていました。麹菌が元気なのでしょう。
出来上がりました。
とてもあっさりと出来たように書いておりますが、結構あっさり出来ました。
とは言っても販売されているような麹には到底及ばないと思います。まあ初めてにしては上手くできたように思います。
この麹を使って次は自家製の味噌作りに挑戦したいと思います。
合掌