味噌づくり(麹も自家製です)
1月の紫陽花の会で参加者の方と今年の味噌づくりをしました。
お寺の職員が大豆を煮る為の巨大な釜をいただきましたので、今回はそれを使って豆を煮ることにしました。
薪火で豆を煮ていると通りすがりの地元の業者さんや大工の棟梁が、「味噌つくんのかい」と声をかけてくれました。
こんなに大きな釜、何に使うのか分からなかったのですがこの釜は元々大豆を煮る為の釜だったようですね。
一晩水に漬けておいた豆を煮ます。今年は大豆が出来なかったので黒豆のみでお味噌を作ります。
漬けておいた水も黒に近い紫色になりました。
煮ているとものすごく灰汁が出るのでこんなに大きな釜でも目を離すとすぐに吹きこぼれます。
火加減も大事です。
煮豆を挽くためにミンサー2台とミキサー1台、フードプロセッサー1台を用意しました。
どれが一番効率がいいか試してみることに。
結局ミキサーは上手くつぶせないといういことがわかり、急きょすり鉢に変更です。
一番効率的だったのは固定式のミンサーでした。手動式でなく電動式のものがあればさらに早く作業がで出来るはずですが、
そこはあるものを使うということで。
さて、豆を全てつぶし終えたら、あらかじめ塩と混ぜておいた麹とまんべんなく混ぜ合わせます。
黒豆なので薄紫色に見えます。皮は黒いですが中は白いので真っ黒な味噌が出来上がるというわけではありません。
混ぜ合わせたら空気を抜くように丸めてぐいぐいと樽に詰めていきます。
参加者の方に、「味噌の上に薄く塩を敷くとカビにくいのよ」と教えていただいたのでやってみました。
ふちのほうが空気が入りやすくカビやすいのでちょっと多めに敷いております。
これで重しをして完成です。1年ほど熟成させれば食べごろになると思います。
今回は大豆だけでなく麹も自家製のものを使いました。果たして美味しく出来上がるのでしょうか。
ちなみに昨年仕込んだお味噌は美味しくできました。
今年のお味噌にもこうご期待!
合掌