団参旅行
2016年10月13日
10月2~4日と団参旅行にて青森恐山に参拝してまいりました。
詳しくは寺報「瓦谷山だより」でご報告いたしますが、このブログ上でも
すこしご紹介いたします。
恐山は菩提寺という名前の曹洞宗の寺院です。
本院はむつ市にある曹洞宗円通寺。
下北半島の中央部にある、カルデラ湖である宇曽利湖のほとりに位置します。
「イタコ」で有名ですが、現在では人数も3人ほどに減ってしまったそうです。
しかし今でもその風景はあの世とこの世を結びつける場所にふさわしく、
数多くの観光客、信者が来訪している名所であります。
また、硫黄泉が楽しめる温泉郷としても有名です。
山門。
賽の河原。ところどころに石が積んであります。
場所によって濛々と湯気が立ち込めます。
さながら地獄。
境内を歩いて10分ほどで宇曽利湖ほとりにでます。
すでに日が落ちてしまいましたが、エメラルドグリーンの湖面と
白浜が青森とは思えない南国情緒で驚きます。
通称「極楽浜」。 納得。
硫黄泉の温泉。
このような洗い場もない小屋が屋外に4個ほどあり、男女別れて入ることができます。
非常に強い硫黄泉のため、連続して10分以上の入浴は控えるように
効能書きには記されています。(水虫などは1週間でなおるそうです。)
また、恐山には宿坊もあり、これが大変綺麗で、ホテルのような宿坊に
大浴場もありました。
宿坊ロビー
夕食。豪華です。
日本三大霊山の一つとして称される恐山。
翌朝は朝課より修行し、先祖供養と真光寺檀信徒の如意吉祥を
祈願し、二日目を迎えました。(つづく)