団参旅行3
最終日のこの日、一行は津軽半島の北端
竜飛岬をめざします。
あの名曲の、あの場所です。
あの名曲の石碑。
写真の中央より下に赤いものが見えますが、手のひら大のボタンです。ボタンを押すと
「ちゃりら~♪」と名曲が流れる仕掛けに一行は合唱。
さて、竜飛岬
風の岬と枕詞がついているだけあって常に台風なみの強風が
吹き付けています。この程度でも穏やかな方だとか。
竜飛岬のすぐ脇にある「階段国道」
紫陽花が咲いていますね。青森では紫陽花は10月まで咲くものだそうです。
この場所は青函トンネルの工事基地があった場所でもあります。
今ではただ山が見えるだけですが、この場所に共同住宅と学校などの施設が
ひしめき合っていたそうです。さながら軍艦島のようだったのでしょうか?
バスガイドのお父さんもトンネル技師でらっしゃったそうで
ガイドさん本人も子供時代はこの場所で過ごしたとのことでした。
大正12年に構想が示され、昭和36年に着手、完成は昭和62年という
膨大な歳月を費やして、今はただ記念館が残るだけの場所に
何ともいえない哀愁を感じて竜飛岬を後にしました。
さて、一行は青函トンネル入り口に移動します。
なんと、ここで青函トンネルに入る新幹線を見るという・・・・
・・・・・ただそれだけの場所です。公園もあります。
「駅に行けばなんぼでも見れるよ。」の声。
公園に放たれた一行。
「次の新幹線は10分後ですね。」の声に微妙なテンションになります。
ただ、ただ新幹線を待つ。
新幹線を待つ。
待つ、、待つ、、、、、
!ッ ガタンッ ゴトンッ
!!!!!!!!
シンカンセンッ! キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ !!!!!
写真を撮りまくる!
手を振りまくる!
「おーーーーいっ!」って叫んじゃってる!?
何だこの盛り上がり!?この一体感?
「私、いい年して手を振っちゃったわよ。」
大丈夫。私もですよ。と、不思議な笑顔になって公園を後にしました。
さて、青森周遊の旅、恐山参拝旅行はこれで終わりです。
最期に下北交通のバスガイドさんから身の上話を拝聴し、人情味あふれる
青森に、涙でお別れをしました。
真光寺団参旅行はとても楽しい旅です。
「袖触れ合うのも多生の縁」 を実現する旅です。
次回の企画にはより多くの檀信徒の皆様のご参加をお待ちしております。