植樹祭
2017年04月08日
今日は植樹祭でした。
昨年に引き続き、猛烈な雨に一時は中止も検討されました。
午前中は月例法要を行います。
法要では法話に多くの時間が割かれます。
今は法話を積極的にするお坊さんもすくなりましたが、
真光寺では布教の根幹をしめる法話の時間を大切に考えています。
お昼ご飯。今日は地元JAにお願いした花巻寿司です。
菜の花のお漬物がアクセントでとても美味しいお弁当でした。
食後、花祭り法要と時間は過ぎていきます。
そうして過ごした午後一時すぎ、
わずかの時間ですが、雨があがりました。
今日はダメかと思いましたが、皆さん少々の雨にめげず
植木を植えていきます。
真光寺は墓地の藪化を防ぐ目的で自由に植樹する
ことを禁止していますが、この植樹祭については
お寺の植樹活動をお手伝いいただくという趣旨で
ご自身の区画に寺で準備した植木をうえていただくことができる
年に一度の機会です。
しかしながら、植樹祭の度に増える植木をコントロールするために
一時期、植樹祭であっても自分の区画に植えることができないという
ことも試してきました。
今回はしばらくぶりに自由に植木をうえていただきました。
参加者の方から、
「やはり、自分の区画に植えることができるのは嬉しい」
とおっしゃっていただきました。
樹木葬という方法と墓地管理のバランスは単純なルールで
くくれない、人を弔う気持ちに常に寄り添っていかなければ
ならないという住職の言葉が頭によぎりました。
植えてしまえば、雨は植木に幸いします。
活着しますように。合掌。