団参旅行記3

旅行の最終日

この日一行は松島、国宝瑞巌寺へ。

関東は雨。の知らせを聞く中、東北では最高の晴天になりました。

冬支度で汗ばむ陽気に「いいお天気ですね。」が挨拶に。

瑞巌寺は奥州藤原氏と、伊達家の庇護を受けた名刹です。

やはり、写真撮影はできないのですが、その作りの絢爛豪華さ

当時の職人たちの仕事の細やかさにどの部屋も飽きない作りで、

これぞ国の宝と思うことのできる建築でした。

やはり、ガイドさんがついてくれます。

このガイドさんがかなりの腕前で、節目節目に笑いを混ぜてくれます。

一行、大満足。

海の近くにつき、こうしたガイドさんも震災の件については

「ここまで、波が来た」など常にその脅威を混ぜてお話ししてくれます。

波が来て、どう変わってしまったかを知るのもこの旅の大事な目的です。

 

さて、松島クルージングです。

天気は最高。ゆったりとした座席に、肉声のガイドさんの

案内に一つ一つの島の由来や津波の影響の説話に

にカメラを構えたり、うなづいたり、最後には涙したりとこれも

大満足の一時間でした。

場所は震災、大津波に被害を受けた閖上地区へ。

この現地を見て、復興の現在を見聞きします。

津波と同じ高さの記念碑。

日和山。この付近はみんな昔ながらの漁村集落だったようです。

今はこの山と松の木だけという惨状に、なんとも言えない、

せめて忘れないでおこうという気持ちで現地を後にしました。

 

さて、秋の団体参拝旅行記はこれで終わりです。

次回は新年の初夏あたり、いよいよ4年に1度の永平寺参拝となります。

「袖振り合うも多少の縁」

はじめどきどき、帰りは仲間と笑顔の

楽しい旅行にぜひご参加ください!

 

 

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