作務
2020年04月15日
お寺の運営も騒動で激変しました。毎年春は怒涛のご見学、ご案内の日々だったのですが今年は境内整備の春になりました。
幸い真光寺は三密とは真逆の施設。広い敷地でポツリ、ポツリと職員が働いています。
檀信徒の皆様はご存知かと思いますが、禅宗の真光寺はどんな場合でもDI Yがファーストチョイスです。「作務」ですね。お坊さんと言うのは身の回りのことを全て自分で解決しなければいけません。修行道場では土木工事も僧侶の修行だったりします。
作務と言えば掃除がイメージしやすいかと思いますが、真光寺ではコンクリ作務 作道作務 水道工事作務の土木系初め、大工作務などなど。自分で作れるものは全て作ります。
第四期樹木葬墓地も例外ではありません。
ドローン撮影。中央のユンボ=住職がオペレーターです。
「ユンボ作務」?
随分とできてきました。
今は土ですが、時間と共に↓このようになるはずです。
今日は「大工作務」。
お釈迦様の厨子を制作中。「さすがに難しいな」と・・・。ですよね。
副住職は「井戸水用導水管埋設作務」です。
O師は「決算作務」
法事がキャンセルになるのでついつい髪も伸びっぱなし。
私は「土地登記申請作務」…
おわかりでしょうか?
ゼネコン?いいえ、違います。
〇〇作務はただの言葉遊び。もはや「〜作務」をくっつけてみただけということです。
こんな事態ですが、どんな小さなことも一生懸命取り組むことで「修行=〇〇作務」につながります。
今一番必要なこと、不要不急の外出を避ける、「stay home 作務」をみんなで乗り切りましょう!