節分(124年ぶり)

今日は節分

今年は心底「鬼は外!」と豆礫を投げ散らしたいという方は多いのではないでしょうか?

なんでも2月2日が節分になるのは124年ぶりのことだそうです。実際の暦と時計の時間がずれるのが要因だそうで・・・この辺はみなさんお調べください。

毎年、厄除けを祈願して大きな行事にしている寺院もあるのはみなさんもご存知だとは思いますが、真光寺は普通の1日で、スーパーで買った豆についているお面を被るとか、被らないとか。

さて、今回は真光寺の「鬼瓦」にフォーカスしてみました。

山門上の鬼。鬼というよりはトロール顔。

薬師堂の鬼瓦。こちらもユニークなお顔ですね。

私の世代だと初代スーパーマリオのパッケージの目がこんな感じだったのを

思い出します。

あと、鬼の上に鬼 oni on oni

仏殿の鬼。

これぞ鬼ですね!立体感といい迫力あります。

(口の中にスズメが営巣したりしますが・・)

仏殿の鬼瓦は三層構造なんです。

やはり面白顔はお役目も軽そうな最下層です。

・・・自分で書いてて沁みてしまいました(涙)

ついでに散歩してみました。

真冬にしてはグランドカバーが青々としている樹木葬墓地

わずかな芝生と裸地だった墓地は10年ほどかけて落ち着いた

植生になってきました。

整備当初、土が見えている時は物足りないと思っていたものですが、芝生を貼り尽くすより、自生の植物の生育を促すので安定した構造になったようです。

悪い、寂しいと思うことも長い時間が経ってみないとその評価はわからないものですね。塞翁が馬です。

しみじみとしてしまいましたが、気持ちが塞ぎ込みやすいコロナ禍の折、心身の健康を損なわないように生活や心に潜む鬼に狙いを定めて豆を撒きたいものです。

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