春のさきがけ 花三種
2021年02月06日
蝋梅(ろうばい)
その名の通り蝋細工のような半透明で黄色い花が咲いています。
小ぶりの花に近づくと、はっとするような甘く芳しい香り。
蝋梅は、水仙や梅と同じく晩冬を代表する花です。
もう間もなく、春が訪れることを告げています。
河津桜
オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配で生まれたとされる早咲きの桜で、
毎年2月初旬から花が咲き始めます。濃いピンクの花ですが、
今はまだ蕾もかたく、一分咲きにもなっていません。たぶん、
見頃の七〜八分咲きは2月中旬になりそうです。
花の時期が長いので、満開になってもしばらくのあいだ楽しめます。
日本水仙
よく「房総半島 花の旅」なんていうタイトルのバスツアーやテレビ番組をみかけます。
房総半島の花栽培が盛んになったのは、江戸時代安政年間に今の鋸南町
(一昨年の台風で大きな被害が出たエリア)で栽培された日本水仙が、
江戸の町に船で出荷され人気となったのが始まりだそうです。
品のよい香りと楚々とした姿に癒されます。
3種類とも樹木葬墓苑のどこかに隠れています。
宝さがしのようなお散歩をお楽しみください。